響きあう恋のメロディー

それに、意外にも私に似合っていた。

みんなも似合っていた。

「じゃあ、あとは仮面だね。」

楽くんから仮面が配られた。

目だけが隠れる狐の面だった。

ふちどられている線の色がそれぞれ違かった。

私は灰色、奏は緑、響くんは水色、楽くんは黄色、詩太くんは赤だった。

面をつけてみると、衣装と合っていてかわいかった。

「みんな、大丈夫?」

「「「『平気!』」」」

「時間だから、円陣を組もうか。」

楽くんがそう言い、みんな丸くなって肩を抱き合った。

「成功させるぞ!」

奏がそう言い、みんなでおー!、と声をそろえて言った。

体育館に移動すると、全校が集まっていた。

途端に緊張してきた。

すると、奏が背中をポンっと軽くたたき、それに続き、三人も背中を軽くたたいてくれた。