静かに家を出た。

学校に着き、旧音楽室に入ると、もう、4人は来ていた。

『おはよう。』

「はよ。」

「おはよ~!」

「おは...よう...」

「zzz」

奏と響くんは眠くなさそうだったが、楽くんは目が閉じかけていて、詩太くんは寝ていた。

「ほら、楽と詩太!起きて!」

響くんが二人の頭を叩いた。

「いてぇな。」

詩太くんがむくりと起きたが、睡眠を妨げられて怒っているようだ。

「痛っ、」

楽くんは、静かに痛がっていた。

「お前ら、練習するぞ。」

奏は、そう言って、体育館に向かった。

みんな、急いで奏について行った。

***

みんな、集中して練習していると、8時になっていた。

それぞれが、自分の教室に行った。

教室に入って、自分の席に座ると、眠くなってきた。

睡魔には勝てずに寝てしまった。