響きあう恋のメロディー

『そんなうまいかな?』

「うますぎるだろ。」

「これでヘタクソだったら、俺らはゴミだぞ。」

ゴミって...

『これで投稿するの?』

「ちょっと編集してから、投稿するよ。」

『編集ってすぐできるの?』

「うん。」

『そっか。』

しばらく、待っていると、楽くんがパソコンから目を離した。

『できたの?』

「できたよ。みんな~!今、投稿するよ。」

『分かった。』

雫に、新曲を投稿することを連絡すると、すぐに既読が付き、準備万端です!という返事が来た。

ふふっ 雫らしい。

「行くよ。3・2・1。投稿!」

投稿すると、視聴回数が10、40、100とどんどん増えていく。