響きあう恋のメロディー

『ここが、楽くんの家なの?』

「そうだよ!」

隣にいた、響くんに聞くと、返事をしてくれた。

すごいな。

こんな大きいスタジオが楽くんの家なんて。

スタジオに入ると、それぞれみんながやる役割の楽器が置いてあった。

もちろん、マイクも。

「よし、じゃあ、練習始めるぞ。」

奏が話し始めた。

『練習ってなんの?』

「新曲が完成したから、あとは、歌って、投稿をするんだよ!」

私の質問に響くんが答えてくれた。

『そうなんだ。』

「じゃあ、一回できた曲を聞け。」

奏がそう言うと、曲が流れ始めた。