「じゃあ、日向は私の部屋に来て!」

『うん。』

雫の部屋に入ると、EvoEchoのグッズがたくさん置いてあった。

『すごいグッズの量だね。』

「まぁね!」

あ、この間、詩太くんがあげたサインもちゃんと飾ってある。

「ちゃんと飾ってるから!」

私の視線の方向に気づいたのか、雫がそう言った。

「で、どう?EvoEchoのみんなとは!」

『どうって?』

「だから、恋愛だよ!」

『そんなのないよ。』

「つまんないな~」

『あ、でも...』

「なになに‼」

私が、そう続けると、雫が目を輝かせて食いついてきた。