「日向、食べるの早くない⁉」

『いや、美味しかったから、つい...』

「ありがとね~。日向ちゃん。」

『いえいえ。お皿、洗いますよ。』

「別にやらなくていいのに~」

『いや、ごちそうになってるので、そういうわけにはいきませんよ。』

「日向ちゃんは、優しいのね。でも、いいのよ。」

『分かりました。じゃあ、水につけておきますね。』

「雫も、日向ちゃんみたいになってくれればいいのに。」

「私はいいの!」

「あ、そういえば、アイスがあるから食べいいわよ。日向ちゃんも。」

『ありがとうございます。』

冷凍庫を開けると、チョコミント、クッキーアンドクリーム、チョコがあった。