響きあう恋のメロディー

響くんが1番に謝ってきた。

『もういいよ。全然気にしてないし。』

「日向せんぱ〜い!!」

響くんが抱きついてきた。

『わぁ!!』

ちょっとびっくりしたけど、頭を撫でてあげた。

「へへっ。」

響くんは照れたように笑った。

「響、離れた方がいいよ。」

楽くんが響くんに注意する。

「え〜?なんで〜?」

「奏が...」

楽くんはそこまで言うと、口を閉じた。

奏の方を見ると、何故か響くんを睨んでいた。

「か、奏...。すぐ、離れるからそんな怒んないで〜!!」

響くんは私から離れて、ソファに座った。