響きあう恋のメロディー

「いいよ!じゃあ、学校出るとき連絡するね!」

『オッケー。』

雫と一緒を帰る約束をして、教室に戻った。

5限目は保健だったが、寝不足でうとうとしていた。

でも、成績を下げまいと、一生懸命睡魔と戦っていたから、授業の内容は一ミリも聞いていなかった。

授業が終わり、雫は部活をしにささっと、教室を出ていった。

私も、活動しに行こう。

リュックサックに荷物を詰め込んで、教室を出た。

旧音楽室に着き、扉を開けるとみんなは先に部屋にいた。

『みんな、早いね。』

「日向先輩!!昨日はごめんなさい!!」