響きあう恋のメロディー

「日向、おはよう!」

『雫、おはよう。体調は大丈夫?』

「もう平気だよ!しんぱいさせちゃってごめんね。」

『良かった。』

雫の両手をもって、自分の額に近づけた。

「そんなに心配させちゃった?」

『それもあるし、お母さんのことも。』

「日向のお母さんの事?」

『後で、話を聞いてくれる?』

「もちろん。私は、いつでも日向の味方だからね。」

雫はニコッと笑いながら、言ってくれた。

『ありがとう。』

「どういたしまして。あ、そういえば、数学ってどこまで進んだ?」

『これはね...』