響きあう恋のメロディー

「なんか、元気なくない?嫌な言葉でもあった?」

『ううん!そんなことないよ‼』

雫が心配そうな顔している。

こんな風にさせてしまったのは私だ。

できるだけ、雫の前では元気そうに振舞う。

「そう?なんかあったら言ってね?」

『うん!それより、早くご飯食べないともうすぐ昼休み終わっちゃうよ?』

「あと5分しかない‼」

『急げ急げ‼』

もりもりにあったご飯を雫はすぐに平らげてしまった。