響きあう恋のメロディー

『"あの事"が起きてから、しずくは私の心配をすごくしてくれるの。』

「あの事?」

響くんが聞いてきた。

口が滑って、言ってしまった。

『いや、なんでもないから。』

「え、ちょっ キーンコーンカーンコーン

響くんがなにか言おうとした瞬間チャイムが鳴った。

お弁当箱をしまい、席を立った。

『じゃあ、私はこれで。またあしたね。』

そう言い残して、空き教室からでた。

後ろからなにか声が聞こえたが、聞こえないフリをして教室に戻った。