「なるほど、涼香さんが勝つと、東雲くんが涼香さんのパートナーになるんですね」
佐倉颯は顎に手を当てながら真剣な表情で遥の話を聞いている。
コート横に立つ佐倉颯に気づいた見物人たちが段々と集まっている気がした。
「では、東雲くんが勝つとどうなるんですか?」
佐倉颯が首を傾げながら問う。
「それは…」
困ったようにこちらを見る遥に、そういえばそれは特に決めていないな、と私も思う。
「まだ決めていないなら、この試合、ダブルスにしません?
涼香さんのパートナーには、興味があるんです」
佐倉颯がにこやかに提案する。
まさかとは思ったが、この状況でパートナーの打診をしてくるだなんて、思った以上に佐倉颯は私のことが気になるらしい。
続けて、東雲先輩が興味なさ気にそう呟いた。
「涼香と試合できれば、何でもいいよ」
それを聞いた佐倉颯は、決まりですね、と嬉しそうに笑うと、東雲先輩と共に更衣室へと向かった。
私を置いてどんどん進んでいく話に、何だか眩暈がした。
佐倉颯は顎に手を当てながら真剣な表情で遥の話を聞いている。
コート横に立つ佐倉颯に気づいた見物人たちが段々と集まっている気がした。
「では、東雲くんが勝つとどうなるんですか?」
佐倉颯が首を傾げながら問う。
「それは…」
困ったようにこちらを見る遥に、そういえばそれは特に決めていないな、と私も思う。
「まだ決めていないなら、この試合、ダブルスにしません?
涼香さんのパートナーには、興味があるんです」
佐倉颯がにこやかに提案する。
まさかとは思ったが、この状況でパートナーの打診をしてくるだなんて、思った以上に佐倉颯は私のことが気になるらしい。
続けて、東雲先輩が興味なさ気にそう呟いた。
「涼香と試合できれば、何でもいいよ」
それを聞いた佐倉颯は、決まりですね、と嬉しそうに笑うと、東雲先輩と共に更衣室へと向かった。
私を置いてどんどん進んでいく話に、何だか眩暈がした。
