ある日記

すか、私の呼び名で一番しっくりくるのです。お母さまが込められた想いのように、私は咲き続けることができませんでした。咲き続けることを諦めました。自分から散ることを選んだ私を、どうか許してください。
誕生日である六月十三日に、私は散ります。生まれ落ちた日に散るのです。誕生日に命を終わらせるだなんて、素敵なことではありませんか。
もしも、生まれ変わりがあるのなら。今度はちゃんと人間になりたいと願うのです。喜怒哀楽を一つ欠けずに持っていて、ありのままをさらけ出せる。人の形をした化け物ではなく、きちんと人間になりたいと願うのです。