アイオライトの流星群







私の1日は、このやり取りから始まる。


夜遅くまで勉強をするため、決して早寝とは言えない生活。

朝の6時には起きていたいから、もちろん睡眠時間はとても少ない。



スリッパを履きながら、フローリングの上を歩く。

1歩進む度、シュッシュッ、と擦れる音が、廊下に響く。


寝起きの体を叩き起して、洗面所へ向かう。







ジャーー






蛇口から出る水を手で汲み、顔をゴシゴシと洗う。


スッキリするこの感じが、私の「今日」を始めてくれる。


フェイスタオルで優しく水を拭き取ってから、髪をとかす。




サラサラになった髪の毛を見て、思わず口角が上がる。







「こういう毎日が、意外と幸せだったりするんだよね⋯⋯」







キッチンで冷えた水を飲みながら呟く。



時刻は6:17を指している。




窓を開けると、涼しい風が中へ入り込んできて、気持ちがいい。

初夏のこの風が、一番好きなんだ。