ま、待って、陽斗は、陽斗は?
「ま、まさか、」
「どうかいたしましたでしょうか、」
まさか陽斗が勇者?!う、嘘でしょ、巻き込んじゃった、
ど、どうしよう、顔向けできない、私のせいだ、
「、、、様ー、、使様ー神使様ー?」
「あっご、ごめんなさい考え事してました、」
「け、敬語なんてとんでもない!貴方様は世界に1人の神使様なのですから」
「、、わ、わかり、じゃなくて、わかったわ」
「そうそれで良いのです」
「え、えぇ、わかったわ」
「では王宮へ案内いたします」
「お、王宮?」
ではこの国のお話をいたしましょう
ライルヤ王国は神話があります
陽の神ライル神と陰の神カイル神
2人は双子の神でした
ですがカイル神は魔人など亜人しか守ろうとしなかった
そこでライル神とカイル神は別れてしまった
ライルヤ王国はライル神が別れたあと住み着いた地ということが語り継がれているのです
ですがカイル神はライル神を憎んでいただから亜人である魔王を作り出しここに送り込んでいる
「という話なのです」
なるほど、、、とってもめんどそうなお話で、、、
「そして今年がその年、」
「マジなのか、」
「ライル神の子孫と言われているのが現在の王家です」
、、、あれ、、皇族みたいなお話だな、、
「勇者はどこからともなく現れて使命を果たすと神使と消えるといる逸話なのです」
「、、、その勇者はどこに?」
「王宮で保護されているとお聞きになります」
「早く王宮へ行きましょう」
「御意」
絶対にそうだ、陽斗が勇者に違いないわ、、、陽斗、、、
「神使様つきました」
「、、、行きましょう」
「神使様ようこそ王宮へ、」
「早く勇者のとこへ!」
「御意」
案内された場所へ勢いよくドアを開ける
「わぁっ?!って舞?!」
「は、は、陽斗!」
「舞、」
「陽斗よかったよ、」
私はガバッと抱きつく
「よ、良かった、本当に良かった、」
「ま、舞?おーい?」
陽斗の方へ倒れ込む
「おわっ!あ、あっぶねえな」
「ご、ごめんね、安心したら力抜けちゃった、とりあえず良かったよぉ、」
「心配するなって」
「、、、バカ!心配するよ!」
「だとしたら舞もバカだな」
「はぁ?!」
「、、、俺も心配したっつーの」
「、、、そっかそうだね心配かけちゃったね」
「別にいいし」
「とりあえず会えてよかった」
「だな」
「あのぉ、神使様、、?勇者様、、?」
「「は、はいっ!」」
「国王殿下がぜひお会いしたいと、」
「陽斗行こっか」
「そうだな行こうか」

巫女いえ、、神使様と勇者様の物語はまだ始まったばかりです