君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

次の日、思った通りテストの山が当たり私は満点を取ることができた。

クラスメイトたちも半信半疑ではあったけど私が言った場所を一応勉強をしていたみたいで、クラスの平均点がぐっと上がったことを担任の先生が褒めていた。


「恋苺さん、すっごーい!本当に言ってたところ当たっちゃったよ!」

「ねえ、明日は?明日のテストはどこらへんが出ると思う?」


たくさんの人からすごいと言ってもらえたことが嬉しくて、それからも私はテストのたびにここらへんが出るだろうなという予感をみんなにも共有していた。

たまに外れることもあるけど、大体私の予感は的中するため、テストの他にもゲームでどのガチャを引いたらいいかとか宝くじはいつらへんに買ったら当たるのかとか運頼みなことを聞かれることが増えていった。

実際に、スーパーレアを引き当てたとか宝くじで一万円が当たったとか実績が出るたびに、クラスメイトたちからの信頼も高まっていた。

だから私は気づけなかったんだ。

それをよく思っていない人たちがいて、ハメられることになるなんて。


「恋苺さん、ちょっといい?」


ある日の昼休み、担任の先生から呼び出されて職員室に行くと、一枚のメモのような紙を見せられた。


「大江さんと仲野さんがね、一昨日のテストの時に恋苺さんの机に何か入っているのを見て、テストが終わった後に確認してみたらこれが入ってたっていうのよ。そのテスト、今日返したと思うんだけど全く同じ答えが移してあって、もしかして恋苺さん先生の机から勝手にテストの用紙見て事前にこれを作っていたの?」