君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

「それとも、おまえの過去を知って俺たちが幻滅するとでも思ってるのか?今更そんなこと気にしてんじゃねぇよ」

「…怖いの。普通じゃないものを見る目が、私は普通じゃないって認めるのが」

「俺は、この目のせいで散々そんな視線を向けられ続けてきた。おまえが普通じゃないなら、俺たちはもっと普通じゃないだろうな」

「ち、違う!そういう意味じゃなくて…。私はみんなみたいにすごい能力を持っているわけじゃないから…」


ああ、ずっと閉じていた苦しい過去が少しずつ溢れてくる。

あれは、小学六年生の頃…。



私は昔から勘が良かった。

六年生くらいになってくると、この勘の良さを生かすことも得意となってきてそれを隠してもいなかった。


「明日のテスト、多分ここら辺がたくさん出ると思うな」

「え?なんで光莉ちゃんそんなことわかるの?」


放課後、明日の算数のテストで出そうなところをクラスメイトのみんなが集まって話していた後ろから、教科書のある一ページを指差す。


「ただの勘なんだけど、なんとなくここが出る気がするの」

「じゃあ私ここだけ勉強しよっと。光莉の勘はよく当たるもんねー!」


ぎゅーと抱きついてきた寧々とは違って、周りのクラスメイトたちは半信半疑といった様子だった。