君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

それをすかさず光瑠が支えてくれた。


「俺、神崎呼んでくる」


心配そうにちらりと私に視線を向けてから、宏樹が走ってみんなのところに戻っていった。


「恋苺くん、光莉どうしちゃったの?悪い気が大量に光莉のことを包んでるわ」

「トラウマを思い出してるんだ。光莉ー“大きく深呼吸しろー”」


光瑠が何度も私の背中をさすってくれながら、優しい声で能力を少し使ってきたのを感じる。

されるがままに深呼吸を繰り返すうちに、過呼吸は止まった。


「光莉!」


胸に残る気持ち悪さに吐きそうになっていると、寧々を先頭にみんなが慌てたように駆け寄ってきた。


大江(おおえ)仲野(なかの)に会ったんだって?どこに行ったの?私がぶん殴るから」

「落ち着け、光莉が思い出して余計辛くなる」


光瑠に制されている寧々に、へらっと笑い返す。


「ごめんね…会っただけでこんなになっちゃうなんて。私、全然過去から進めてないみたい」