君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

「光莉さん、休憩中なら一緒に飲み物買いに行かない?」

「いいね、行こう!」


麻鈴ちゃんから誘ってくれたのが嬉しくて全力で飛びつく。

テントを出ると相変わらず照りつけてくる日差しに、思わず目を細める。

麻鈴ちゃんは日傘を持ってテクテクと歩いていた。


「麻鈴ちゃんは海入らないの?」

「…海は、霊が多いから」


ぽつりと小さく呟いた麻鈴ちゃんに、そういえばこの子は霊感持ちなのだと思い出す。


「そっか、霊感あると海は怖いよね。あ、そうだ!」

「…え?」


麻鈴ちゃんの手を引いて、海の前まで走っていく。

そして砂浜に立っている麻鈴ちゃん目掛けて水をかける。


「麻鈴ちゃんが入らないなら、私が水かけてあげる!せっかく海まで来たのに、水を感じられないのは寂しいでしょ?これなら中に入らなくてもいいし、麻鈴ちゃんが危険な目に遭うこともないもんね。だからこれからも海に行きたくなったら私と一緒に行こうね」


にっと笑いかけると、麻鈴ちゃんは驚いたように目を丸くしていた。