「わーやった!おなかぺこぺこで…」
芳明に渡してもらったスプーンを受け取ろうとするが、右腕がずきっと痛み思わずスプーンを落としてしまう。
「い…っ」
「大丈夫か、光莉!?」
「う、うん…。ちょっと痛んだだけ」
へらっと芳明に笑い返すと、ずいっと顔を近づけられ、おでこに手まで当てられた。
その距離の近さに、芳明相手なのに不覚にもどきりとしてしまう。
「熱はなさそうだし、顔色も悪くないな。光莉は何もすんな。俺が食べさせてやるから」
スプーンで丁寧に一口分すくい取りふーふーと一生懸命熱を冷ましてくれている芳明に、ふっと笑顔が自然とこぼれる。
結局、全部芳明がお粥を食べさせてくれて、早く寝ろとベッドに寝かせられた。
空になったお皿と共に出て行こうとしていた芳明にお礼を告げて、寝ようと寝返りを打ったところでまた誰かが扉をそっと開けてきた。
「芳明?何か忘れ物…」
振り向くとそこにいたのは、部屋着姿の清春だった。
私がいる限り出ていくと言っていたから、今どこにいるのか少し考えていたため、ちゃんと寮に戻ってきてくれたみたいで安心する。
芳明に渡してもらったスプーンを受け取ろうとするが、右腕がずきっと痛み思わずスプーンを落としてしまう。
「い…っ」
「大丈夫か、光莉!?」
「う、うん…。ちょっと痛んだだけ」
へらっと芳明に笑い返すと、ずいっと顔を近づけられ、おでこに手まで当てられた。
その距離の近さに、芳明相手なのに不覚にもどきりとしてしまう。
「熱はなさそうだし、顔色も悪くないな。光莉は何もすんな。俺が食べさせてやるから」
スプーンで丁寧に一口分すくい取りふーふーと一生懸命熱を冷ましてくれている芳明に、ふっと笑顔が自然とこぼれる。
結局、全部芳明がお粥を食べさせてくれて、早く寝ろとベッドに寝かせられた。
空になったお皿と共に出て行こうとしていた芳明にお礼を告げて、寝ようと寝返りを打ったところでまた誰かが扉をそっと開けてきた。
「芳明?何か忘れ物…」
振り向くとそこにいたのは、部屋着姿の清春だった。
私がいる限り出ていくと言っていたから、今どこにいるのか少し考えていたため、ちゃんと寮に戻ってきてくれたみたいで安心する。

