君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

「光莉ー!おまえもう大丈夫なのか!」


聡志が出ていってからすぐに、抱きつく勢いで部屋に入ってきた芳明を慌てて片手で制する。


「ちょ、今、体死ぬほど痛いんだから近づかないで!」

「ひ、ひでえ!俺だって超心配してたんだからな!てか、今聡志が真っ赤な顔で呼びにきたんだけど、あいつも熱かなんかか?」

「え?」


そんな素振りは一切なかったけど、私のせいで体調を崩して明日の仕事に影響が出ないといいけど…。


「光莉がすぐ起きてもいいように、食べられそうなの作っといたから。ちょっと待ってろ、今持ってくる」


リビングに駆けていった芳明が、しばらくしていい匂いのするものを載せたおぼんを持って戻ってきた。


「芳明特製、たまご粥梅干し乗せだ。まずはスポドリ飲んで水分補給な」

「わあ…美味しそう」


芳明が渡してくれたスポーツドリンクを飲んでから、いい匂いのする湯気の立ったお粥を前にしておなかが鳴った。


「芳明って料理できるの?」

「おう!こう見えても得意なんだぜ。って言っても、半分能力のおかげでもあるんだけどな。鼻が敏感だと自然と料理も上手くなってたんだよなー。だから味は保証する!たくさん食べな」