君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

苦しそうな顔をしている聡志の手に、そっと自分の手を重ねる。


「…ごめん。もうしないから」

「…はー本当にね。心配してあげたんだから、ほっぺにチューくらいしてもらわないとね」

「な…っ!」


かっと熱くなる頬に、聡志はクスクスといつも通り笑っていた。

でも聡志の忠告も聞かずに、心配をかけてしまったことも本当だ。


「なんてね…え」


ぐいっと聡志の服を引っ張って、私よりも丁寧にケアをされている頬に軽くキスをする。


「…心配かけたお詫び、ってことで」


これで聡志が喜ぶなら、羞恥心なんて捨ててやるしかないと、半分勢いだった。


「お、俺、明日朝早いから。もう行くね。芳明が起きたら食べれるもの作ってくれるみたいだから、呼んどく」


聡志はなぜかぷいっとそっぽを向くと、逃げるように部屋を出ていった。

もしかして、何か間違えちゃったかな…?