「…聡志?」
「君の体、所々尖った木や岩で切れちゃってるみたいだけど、幸い大きな怪我もなくすぐに良くなるって。右腕が一番深く切れちゃってたみたいで、そこが一番の重症箇所だからあまり負荷かけないようにね」
起き上がろうとした体を素早く支えに入ってくれた聡志の手を借りて、痛みでものすごい激痛の走っている体をなんとか起こす。
「は…っ、はぁ…っ。あ、ありがとう…」
起き上がるだけで全身筋肉痛のような痛みが襲ってきて、こんなの本当に数日で良くなるのか心配だ。
「お礼は清春に言いなね。保健室まで泥と血だらけになって運んだのは清春だし、保健室の先生に君の正体をうまく誤魔化しながら手当してもらって、寮まで運んできてくれたんだから。裏山に行くなって言ったのに、こんな大怪我して熱中症で倒れて、君は馬鹿なの?自殺志願者だったわけ?」
「う…ごめんなさい」
容赦ない聡志の言葉に、しゅんと反省する。
それにしても、あの清春が助けも呼ばずに自ら汚れ役となって私のことを運んでくれたの?
一体どんな心境の変化があったのだろう。
「お願いだから、危ないことしようとしないで。君は光瑠のフリをしていたとしても、女の子なんだから。君に何かあったらと思うと、おかしくなりそうだ」
聡志が震える手でそっと私の頬に触れてきて、心配をかけてしまったのだと気づく。
「君の体、所々尖った木や岩で切れちゃってるみたいだけど、幸い大きな怪我もなくすぐに良くなるって。右腕が一番深く切れちゃってたみたいで、そこが一番の重症箇所だからあまり負荷かけないようにね」
起き上がろうとした体を素早く支えに入ってくれた聡志の手を借りて、痛みでものすごい激痛の走っている体をなんとか起こす。
「は…っ、はぁ…っ。あ、ありがとう…」
起き上がるだけで全身筋肉痛のような痛みが襲ってきて、こんなの本当に数日で良くなるのか心配だ。
「お礼は清春に言いなね。保健室まで泥と血だらけになって運んだのは清春だし、保健室の先生に君の正体をうまく誤魔化しながら手当してもらって、寮まで運んできてくれたんだから。裏山に行くなって言ったのに、こんな大怪我して熱中症で倒れて、君は馬鹿なの?自殺志願者だったわけ?」
「う…ごめんなさい」
容赦ない聡志の言葉に、しゅんと反省する。
それにしても、あの清春が助けも呼ばずに自ら汚れ役となって私のことを運んでくれたの?
一体どんな心境の変化があったのだろう。
「お願いだから、危ないことしようとしないで。君は光瑠のフリをしていたとしても、女の子なんだから。君に何かあったらと思うと、おかしくなりそうだ」
聡志が震える手でそっと私の頬に触れてきて、心配をかけてしまったのだと気づく。

