私の体を支えるように手を添えてきた清春が、ぴくりと反応をして顔をしかめていた。
無理もない。
潔癖で女嫌いであるのだから、この状況はきっと清春にとって苦痛でしかないだろう。
「いい、大丈夫…っ。悪いんだけど、学校に戻って助けを呼んできて、くれないかな…?このお詫びはちゃんとするから、私のことが嫌いだと思うけど、それでもおねが…い…」
頭がぼーとして、自分が今ちゃんと喋れているのかすらもわからないし、意識も混濁している。
土の匂いに混ざって微かに血の匂いも感じられるが、体中が痛すぎて麻痺してきていてどこから出血をしているのかそれすらもわからない。
「…おい!大丈夫か?恋苺!」
あ、もうダメ…と思った時には、私の瞼は勝手に閉じてしまっていた。
*
ひんやりと冷たい手が私のおでこに触れているのを感じる。
「…清春。こいつには俺がついておくから、おまえは風呂に入ってこい。いつまでもその姿でいるのは、おまえが一番辛いだろ」
「…ああ、忘れてたよ。前までの俺だったら、泥と血だらけとか失神しててもおかしくないのにな」
自嘲気味な笑いに返される言葉は何もない。
無理もない。
潔癖で女嫌いであるのだから、この状況はきっと清春にとって苦痛でしかないだろう。
「いい、大丈夫…っ。悪いんだけど、学校に戻って助けを呼んできて、くれないかな…?このお詫びはちゃんとするから、私のことが嫌いだと思うけど、それでもおねが…い…」
頭がぼーとして、自分が今ちゃんと喋れているのかすらもわからないし、意識も混濁している。
土の匂いに混ざって微かに血の匂いも感じられるが、体中が痛すぎて麻痺してきていてどこから出血をしているのかそれすらもわからない。
「…おい!大丈夫か?恋苺!」
あ、もうダメ…と思った時には、私の瞼は勝手に閉じてしまっていた。
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ひんやりと冷たい手が私のおでこに触れているのを感じる。
「…清春。こいつには俺がついておくから、おまえは風呂に入ってこい。いつまでもその姿でいるのは、おまえが一番辛いだろ」
「…ああ、忘れてたよ。前までの俺だったら、泥と血だらけとか失神しててもおかしくないのにな」
自嘲気味な笑いに返される言葉は何もない。

