君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

「…は?」

「四葉のクローバー。幸運の象徴。清春にとっては何か、大切な思い出があるものなんでしょう…?清春のこともっと知るために、仲良くなるきっかけになればいいなと、そう思ったの…」


いくら突き放されても、好きなものの話ならもしかしたらしてくれるかなと思ったのだ。

私が男になることはできないけど、私にできることをしたかったから。


「…バカなのか?たったこれだけのために、こんなに泥だらけでボロボロになって…」

「ごめんね…。清春がどうして女嫌いなのか私は知らないけど、清春が重ねている誰かと、私は違うよ。私のこともちゃんと知ってもらってないのに、近づくなって言われてる気がして悲しかったの」


ハッと清春が驚いたように目を見開いていた。

トラウマを忘れられない気持ちは、私もよく知ってる。

思い出すだけで冷や汗が止まらなくて、時々ふとあの頃に戻ったような気がして震えが止まらなくなる。

私も、知ってるよ。


「ごめん、四葉のクローバー、ちゃんと洗って渡そうと思ったんだけど…今の私が持ってたらきっと潰しちゃうから」


ふらりとなんとか起き上がり、立ちあがろうとするがすぐに崩れ落ちる。


「おい!無理に立ちあがろうとするな。すごい汗だし、きっと軽い熱中症も出てる。俺が、手を貸すから」