「そうだけど…芳明が抱えていた苦しみにやっと気づけたのに、見て見ぬフリなんてできないよ」
「はは、そんなに光瑠って俺の話してくれてたのか?初対面なのにまるで前からの友達のように言ってくれるんだな」
「あ、あははー光瑠って口軽いから」
危ない危ない。うっかりしていると素の自分で芳明と話してしまう。
「ま、そんなこと言ってもらったの初めてでちょっと嬉しかったかも。俺に近づいてくる女は下心丸見えの女ばっかだったし、俺だって遊びくらいがちょうどよくて本当の自分なんて見せたことがなかったから。母親からの愛情をもらえなかったからって、埋めるように求めている俺を知ってもあんな風に言ってくれるやつなかなかいないと思う」
「芳明…くんが、本気の恋をしてこなかったのは、また裏切られるのが怖かったからなんじゃないかな。だからって自分や相手を苦しめるのは違うと思うけどね!芳明くんのことを本当に大切に思ってくれる人と出会った時に、自分からそのチャンスを逃すことになっちゃうんだよ。そんなのもったいないよ。この世界のどこかに、芳明くんを大切に想ってくれる誰かがいるに決まってる。だから諦めるなんてダメだよ。少なくとも光瑠や私は、芳明くんの味方だよ。芳明くんを傷つける人は、たとえ本人であっても許さないんだからね!」
芳明は驚いたように目を見開いていた。
苦しみから逃げていたって、何も解決しないんだ。
私が光瑠のフリをしてここまで明るくやってこれたのも、馬鹿みたいに明るい芳明がいつだってそばにいてくれたからだ。
純粋で真っ直ぐな性格の芳明だからこそ、きっとそんな芳明を同じくらい純粋に好きになってくれる相手だってこの広い世界には必ずいるはずだ。
だからそんなに、自分は誰からも本気で愛してもらえないと思わないでほしい。
私には光瑠みたいに言葉で人の心を変える力はないけど、それでも芳明に伝わればいいな。
そのままの芳明を受け止めてくれる人は、たくさんいるんだよって。
「はは、そんなに光瑠って俺の話してくれてたのか?初対面なのにまるで前からの友達のように言ってくれるんだな」
「あ、あははー光瑠って口軽いから」
危ない危ない。うっかりしていると素の自分で芳明と話してしまう。
「ま、そんなこと言ってもらったの初めてでちょっと嬉しかったかも。俺に近づいてくる女は下心丸見えの女ばっかだったし、俺だって遊びくらいがちょうどよくて本当の自分なんて見せたことがなかったから。母親からの愛情をもらえなかったからって、埋めるように求めている俺を知ってもあんな風に言ってくれるやつなかなかいないと思う」
「芳明…くんが、本気の恋をしてこなかったのは、また裏切られるのが怖かったからなんじゃないかな。だからって自分や相手を苦しめるのは違うと思うけどね!芳明くんのことを本当に大切に思ってくれる人と出会った時に、自分からそのチャンスを逃すことになっちゃうんだよ。そんなのもったいないよ。この世界のどこかに、芳明くんを大切に想ってくれる誰かがいるに決まってる。だから諦めるなんてダメだよ。少なくとも光瑠や私は、芳明くんの味方だよ。芳明くんを傷つける人は、たとえ本人であっても許さないんだからね!」
芳明は驚いたように目を見開いていた。
苦しみから逃げていたって、何も解決しないんだ。
私が光瑠のフリをしてここまで明るくやってこれたのも、馬鹿みたいに明るい芳明がいつだってそばにいてくれたからだ。
純粋で真っ直ぐな性格の芳明だからこそ、きっとそんな芳明を同じくらい純粋に好きになってくれる相手だってこの広い世界には必ずいるはずだ。
だからそんなに、自分は誰からも本気で愛してもらえないと思わないでほしい。
私には光瑠みたいに言葉で人の心を変える力はないけど、それでも芳明に伝わればいいな。
そのままの芳明を受け止めてくれる人は、たくさんいるんだよって。

