君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

なぜか真っ赤になりながらあたふたとしている宏樹に不思議に思って首を傾げる。


「はあ?違うの?」

「ちが…くはねぇけど、べ、別に心配とかしてるわけじゃねぇから!泣きそうになってんじゃねぇかと思って笑いにきてやったんだよ!感謝しろ!」


いや、感謝しろと言われても、誰がそんな性格悪男に感謝するっていうんだ。


「じゃあ光莉とも入れ替わったし、今日は俺が光瑠として活躍してくるからみんなは夏祭り楽しんでってなー!」


ウキウキでクラス出店の方に走っていった光瑠に、思わず苦笑いをしてしまう。


「相変わらず光瑠は元気なんだから。今日もここに来るまですごかったんだからね?遠足前の小学生みたいな」

「遺伝子って怖いのな。最初に会った時は恋苺が男装に目覚めたのかと思ったよ。男っていうこと以外瓜二つすぎんだもん」

「あれでもうちょっと私みたいに賢かったらよかったんだけどねー」


なんて、私も勘が良くなかったらきっと光瑠くらい頭が悪かったんだろうけど。


「それより光莉!久しぶりに遊べるわけだし、今日は楽しもう!夏祭りも一緒に行こって言ってたもんね!」

「そうだね。なんたって私は今“光莉”なんだから!」


寧々と宏樹と無駄に広い校舎を一通り回って、気づけば夏祭り終了の五分前になっていた。