「嬉しくないの?あんなにお客さんたちから拍手ももらってたのに」
「…それは」
「はーあ、まーた俺たちは聡志の引き立て役かよ。いい加減うんざりなんですけど」
「瞬、またそんなこと言って…。そんなつもりはないと何度も言ってるだろ?」
ガンっとパイプ椅子を蹴る鈍い音が聞こえてきて顔を上げる。
瞬がイライラしたように髪をかきあげながら、マネージャーに困ったようになだめられていた。
「瞬、落ち着けよ。とりあえず控室戻ろうぜ」
「おまえらも思ってんだろ?俺たちはアイドルがやりたくてこの世界に来たんだよ。なのになんで天才の引き立て役でこんなとこにいなきゃなんねぇんだよ。最初はみんなで歌ってたのに、いつの間にかボーカルは聡志一人になって俺たちは踊ってるだけ?はっ、いい加減にしろよ。お遊びじゃねぇんだ」
「な…っ」
思わず言い返そうとすると、聡志に腕を掴んで引き止められた。
「ごめんね。次回の新曲は五人で歌えるように作ってる途中じゃん。早く完成させよう」
「そんなこと言って、どうせおまえ一人がまた歌うんだろ?聡志の能力のおかげで俺たちは売れてんだもんな。わかってんだよ。だけどやっぱ虚しいよ。憧れてやっとアイドルになれたっていうのに、他人の引き立て役で踊ることしかできねぇなんて。おまえはいいよな、生まれた時から恵まれた能力を持ってんだから。俺たちが必死に頑張ってんのが馬鹿みたいじゃねぇか。おまえなら一人でもやっていけるよ」
瞬はわざと聡志に肩をぶつけながら横を通り過ぎていき、他のメンバーと共に控室に戻って行った。
「…それは」
「はーあ、まーた俺たちは聡志の引き立て役かよ。いい加減うんざりなんですけど」
「瞬、またそんなこと言って…。そんなつもりはないと何度も言ってるだろ?」
ガンっとパイプ椅子を蹴る鈍い音が聞こえてきて顔を上げる。
瞬がイライラしたように髪をかきあげながら、マネージャーに困ったようになだめられていた。
「瞬、落ち着けよ。とりあえず控室戻ろうぜ」
「おまえらも思ってんだろ?俺たちはアイドルがやりたくてこの世界に来たんだよ。なのになんで天才の引き立て役でこんなとこにいなきゃなんねぇんだよ。最初はみんなで歌ってたのに、いつの間にかボーカルは聡志一人になって俺たちは踊ってるだけ?はっ、いい加減にしろよ。お遊びじゃねぇんだ」
「な…っ」
思わず言い返そうとすると、聡志に腕を掴んで引き止められた。
「ごめんね。次回の新曲は五人で歌えるように作ってる途中じゃん。早く完成させよう」
「そんなこと言って、どうせおまえ一人がまた歌うんだろ?聡志の能力のおかげで俺たちは売れてんだもんな。わかってんだよ。だけどやっぱ虚しいよ。憧れてやっとアイドルになれたっていうのに、他人の引き立て役で踊ることしかできねぇなんて。おまえはいいよな、生まれた時から恵まれた能力を持ってんだから。俺たちが必死に頑張ってんのが馬鹿みたいじゃねぇか。おまえなら一人でもやっていけるよ」
瞬はわざと聡志に肩をぶつけながら横を通り過ぎていき、他のメンバーと共に控室に戻って行った。

