制服に着替え部屋を出ると、ちょうど聡志がリビングを出て行こうとしていたところだった。
「あれ、光瑠ちゃん。朝早いねって、補習か」
「あ、うん。聡志はまた補習来ないの?」
「まあ学校は寮に入れるから通ってるっていうのもあるからね。途中でやめたって構わないって思ってるし」
爽やかな笑顔を浮かべたまま、そんな悲しいことを言ってくる聡志になんて返せばいいかわからなかった。
そもそも顔を合わせたのも正体がバレているとわかったあの日以来で、少し久しぶりだ。
今更だけど私が光瑠じゃないことをこの人はもう知ってるんだよね…。
「あのさ、今日は聡志の仕事ついて行っていい!?」
「…え?いや、光瑠ちゃん、今から補習でしょ?」
「今日は私もサボる!一回聡志の仕事してるところ実際に見てみたかったんだ!社会科見学的な感じで…ダメかな!?」
「多分大丈夫だとは思うけど…」
聡志は驚いたように目をぱちくりとさせていた。
初めて作っている笑顔じゃなくて、素の顔を見ることができた気がする。
私の正体が知られているならもう隠すことは何もない。
私は聡志のことも知りたいんだ。
「よーし、じゃあ出発!」
*
「わー!?芸能人がいっぱい!」
「あれ、光瑠ちゃん。朝早いねって、補習か」
「あ、うん。聡志はまた補習来ないの?」
「まあ学校は寮に入れるから通ってるっていうのもあるからね。途中でやめたって構わないって思ってるし」
爽やかな笑顔を浮かべたまま、そんな悲しいことを言ってくる聡志になんて返せばいいかわからなかった。
そもそも顔を合わせたのも正体がバレているとわかったあの日以来で、少し久しぶりだ。
今更だけど私が光瑠じゃないことをこの人はもう知ってるんだよね…。
「あのさ、今日は聡志の仕事ついて行っていい!?」
「…え?いや、光瑠ちゃん、今から補習でしょ?」
「今日は私もサボる!一回聡志の仕事してるところ実際に見てみたかったんだ!社会科見学的な感じで…ダメかな!?」
「多分大丈夫だとは思うけど…」
聡志は驚いたように目をぱちくりとさせていた。
初めて作っている笑顔じゃなくて、素の顔を見ることができた気がする。
私の正体が知られているならもう隠すことは何もない。
私は聡志のことも知りたいんだ。
「よーし、じゃあ出発!」
*
「わー!?芸能人がいっぱい!」

