君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

「俺と関わるの、怖いって思わないの?」

「え?うーん、そうね…。たしかにあなたのことを敬遠してる生徒も多少はいるけど、私も含めてこのクラスのみんなはちっともそんなこと思っていないと思うわ。恋苺くんの人柄がそうさせてるのもそうだし、あなたは悪いことに自分の能力を絶対に使わないでしょ?そういう人だから、あなたの周りにはいつも人がいるのよ」

「おーい、光瑠。愛しの麻鈴様とサボってねぇで、いい加減こっち手伝えー。俺はさっさと終わらせて隣中の女の子とデートするんだから」


後ろから芳明が肩を組んできた。


「そう、だよね…。能力なんて関係ない。私とは違うってわかってても、気になっちゃうものは仕方ないもんね」

「私?」

「あ、いや、俺!俺、ちょっと人探してくる!」

「は?あ、ちょ、光瑠!?」


呼び止めてくる芳明を無視して、教室を飛び出す。

どこに霧島慧也がいるのか、そもそももう校舎にはいないかもとか、そんなのはちっともわからなかったけど、私は私の勘に頼って廊下を走った。


「いた!」


中庭のベンチに寝転がりながら寝ていた霧島慧也を発見する。

やっぱり私の勘は頼りになる。