霧島慧也が怪訝な顔をして私を見ていた。
「浅野が倉庫から出て行ったけど、なんかされたのか?」
「え、違う違う!落ちてきた物から庇ってくれて…」
がしっと霧島慧也の腕を掴む。
「ど、どうしよう…。もしかしたら正体、バレちゃったかも…」
思わず涙目になりながら霧島慧也を見上げ、先ほどの会話を伝える。
「あいつには最初からバレてたと思うぞ」
「ふえ!?」
話し終えると同時にそんなことをさらりと告げられ、素っ頓狂な声を出してしまう。
「あいつの能力は有名だからよく知ってるだろ?一度聴いた音はなんでも覚えちゃうって。俺と同じで、いつもの恋苺の声じゃないってすぐにわかったはずだ。その証拠にあいつはおまえを“光瑠ちゃん”と呼んでるだろ?今までそんな呼び方一度もしたことなかったのに」
そ、そんな…。それじゃあ最初からバレていたってこと?
「見た感じあいつが周りにはバラそうとしてないみたいだから黙ってた」
「浅野が倉庫から出て行ったけど、なんかされたのか?」
「え、違う違う!落ちてきた物から庇ってくれて…」
がしっと霧島慧也の腕を掴む。
「ど、どうしよう…。もしかしたら正体、バレちゃったかも…」
思わず涙目になりながら霧島慧也を見上げ、先ほどの会話を伝える。
「あいつには最初からバレてたと思うぞ」
「ふえ!?」
話し終えると同時にそんなことをさらりと告げられ、素っ頓狂な声を出してしまう。
「あいつの能力は有名だからよく知ってるだろ?一度聴いた音はなんでも覚えちゃうって。俺と同じで、いつもの恋苺の声じゃないってすぐにわかったはずだ。その証拠にあいつはおまえを“光瑠ちゃん”と呼んでるだろ?今までそんな呼び方一度もしたことなかったのに」
そ、そんな…。それじゃあ最初からバレていたってこと?
「見た感じあいつが周りにはバラそうとしてないみたいだから黙ってた」

