君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

「そういえば、さっきあさ…えっと、聡志のこと探してるやついたぞ。一年の女の子」

「…はあ、またか。いいんだよ、いちいち相手してたらキリがないから」

「やっぱ人気アイドルは大変なんだな。こういう静かな場所で休みたくなる気持ちもわかるよ」

「人気アイドルでもないくせに?」

「そ、それは、そうだけど…」


鋭く突っ込んできた聡志に、ごにょごにょと曖昧に返すと、なぜかふっと吹き出された。


「いいよ。きっと光瑠ちゃんにはわからない悩みだろうし。優れた能力持ってると、色々と大変なんだよ。光瑠のフリをしてる君には到底わからないだろうけど」

「…え?」


聡志はにこっと微笑むと、「じゃあまたね」と倉庫を出ていった。

もしかしてもしかしなくても、今とんでもないことを言われたのでは…?


「おい」


どのくらい考え込んでいたのだろう。

急に顔を覗き込まれ、思わずびっくりして退け反る。


「…あ、霧島慧也…」