君に恋をする予感〜運命の人は誰ですか!?〜

「…そうだったんだ」


それなのにずっと知らないフリをしてくれていたなんて、やっぱり麻鈴は優しいな。


「光莉、私たちは友達よね…?」

「…え?急にどうしたの?そんなの、当たり前でしょ」

「じゃあ、この学校からいなくなっても、私と会ってくれる…?」


まさか麻鈴に正体がバレているとは思っていなかったから、結果的に何も言わずに出ていくことになってしまって不安にさせてしまったのかもしれない。

麻鈴が可愛くて愛おしくて、ぎゅーと抱きつく。


「当たり前じゃん。たくさん遊ぼうね。今度は私の中学の文化祭にも遊びにきてよ。基本的に合唱コンクールなんだけど、ちょっとした出店も出るからさ」

「…ええ、もちろん」


体を離して、麻鈴と顔を合わせて笑う。

この学校でみんなや、麻鈴と出会えて友達になれてよかったな。

そう心から思った。


麻鈴と別れて、行きと同じ草むらに隠れながら、カツラを脱いで長い髪をあらわにする。