双子アイドル、ユラとラナ

床に落ちた手紙には穴があいていて、そこからカミソリの刃が覗いています。
「誰がこんなことを!」
ユラもラナもポップもカミソリの刃を見て青ざめています。

誰がこんなことをしたのでしょう。
「君たち、止まりなさい!」
廊下から警備員さんの声が聞こえてきたかと思うと、3人の見知らぬ男たちが控室に入ってきました。

1人は帽子深くかぶり、もう1人は白い手袋をつけて、最後の1人は大きな紙袋を持っっています。

ポップが素早くふたりの前に回り込みます。
「まさか、この中にカミソリの犯人が!?」
ポップがそう言ったとき、1人の男がニヤリと笑いました。