部屋を出てすぐにトイレとは逆方向に向かう赤嶺さんが見えた

「っと、マジ!?」

そしてそのままエレベーターに乗った赤嶺さん

下に降りていってるのはわかるけどこれじゃあ追いかけるのも難しい

そう思った時だった

「やっぱり先輩も来ましたか」

まさかの緑川がそこにいた

「なんで?」

そんな俺の問いかけに

「まあ頼まれたんですよ、だから私は赤嶺先輩が向かう先を知ってますしそこに先輩を案内することは出来ますがそしたら先輩は手のひらの上ってことになります」

具体性はないけれどトゲのある説明をする

だけど俺は

「行くよ、たとえ誰かの手のひらの上でも俺はちゃんと赤嶺さんと話さなきゃ行けないから」

「はぁ、なら1階のゲームセンター、プリクラのところです」

そんな事を気にする余裕は無かった