赤嶺さんの勢いに押されながらもなんだかんだで到着した美術部の部室というか美術室

まあそこは普通に想定通りではある

前の学校でも活動場所は美術室だったし

「おはようございます!新入部員連れてきました!」

そう元気よく言いながら扉を開ける赤嶺さん

中には4人の女子

「マジで連れてきたのか…」

「まあチハちゃん嘘つける子じゃないしね」

「おお!先輩が男子を…」

各々が各々の反応をしている

「えっと、今日転校してきた白木亮太です、よろしくお願いします」

とりあえず自己紹介をしてみる

なぜだか教室よりも気まずい

「というかさ、チハちゃんうちの部活女子しかいないことって伝えた?」

そう先輩らしき人が言った時気まずさの正体に気がついた