お盆が終わり夏休みも終わりが見えた頃合い
美術部のメンバーで花火を見に行くことになった
どうやら本来の会場はもう少し離れた所にあるようだけど
例にもよって星ヶ丘テラスから花火がよく言えるそうで、地元の人を中心にテラスや隣接する広場から花火を見るのが割とこの夏の終わりの定番らしい
言われてみれば確かに小さい頃にテラスから花火を見たような記憶があるようなないような
と、まあそういう訳で?特に断る理由もないので了承していざ当日
「意外と人多いですね…」
集合してすぐに緑川がポツリと零す
「確かにな…」
それに俺もこっそり返す
「なんでかな?去年はここまで人いなかったと思うけど…」
青井先輩も首を傾げると
「多分あれですね」
そんな俺たちの疑問に答えるように須田が指を指した先には
「なんというか、商魂たくましいな」
辻村先輩がそんな苦笑いをするような
「テラスの人もよく考えるねぇ…」
赤嶺さんも感心するような
小さな屋台が1つ出ていた
「人が多いっていうか、会場の面積が減った結果相対的に多く感じるって事か」
「ですね」
美術部のメンバーで花火を見に行くことになった
どうやら本来の会場はもう少し離れた所にあるようだけど
例にもよって星ヶ丘テラスから花火がよく言えるそうで、地元の人を中心にテラスや隣接する広場から花火を見るのが割とこの夏の終わりの定番らしい
言われてみれば確かに小さい頃にテラスから花火を見たような記憶があるようなないような
と、まあそういう訳で?特に断る理由もないので了承していざ当日
「意外と人多いですね…」
集合してすぐに緑川がポツリと零す
「確かにな…」
それに俺もこっそり返す
「なんでかな?去年はここまで人いなかったと思うけど…」
青井先輩も首を傾げると
「多分あれですね」
そんな俺たちの疑問に答えるように須田が指を指した先には
「なんというか、商魂たくましいな」
辻村先輩がそんな苦笑いをするような
「テラスの人もよく考えるねぇ…」
赤嶺さんも感心するような
小さな屋台が1つ出ていた
「人が多いっていうか、会場の面積が減った結果相対的に多く感じるって事か」
「ですね」


