放課後になるまでにも何人かのクラスメイトに話しかけられた
とはいえこれといって何かあった訳では無い
というかその間ずっと赤嶺さんの圧を感じていた
あれは一体なんだったのかと本気で疑問ではある
よっぽど美術部に部員がいなくて必死なのだろうか
確かに部員が多い部活というイメージは無いけれど
なんて考えながら放課後になると
「りょ、白木くん!行こう!部活!」
待ってましたと言わんばかりにやってくる赤嶺さん
「あ、うん?」
「チハ、白木くん引いてる、つかほんと今日のチハおかしい」
安藤さんがそう言うという事は多分ガチで部員少なくて必死なんだろう、そういうことであって欲しい
「え?引いてる?というかそんな変?今日の私」
どうやら本人は無自覚らしい
「引いてるっていうか、前の学校でというか人生でこんなに女子にグイグイ来られたことなくて困惑してるというか」
そして俺はこんなダサい話をなぜしなければいけないのか
「私そんなグイグイしてた?」
そしてまたしてもこの人は無自覚で
「まあ、うん、だからさっきからおかしいって言ってる」
安藤さんももうただただ呆れていた
とはいえこれといって何かあった訳では無い
というかその間ずっと赤嶺さんの圧を感じていた
あれは一体なんだったのかと本気で疑問ではある
よっぽど美術部に部員がいなくて必死なのだろうか
確かに部員が多い部活というイメージは無いけれど
なんて考えながら放課後になると
「りょ、白木くん!行こう!部活!」
待ってましたと言わんばかりにやってくる赤嶺さん
「あ、うん?」
「チハ、白木くん引いてる、つかほんと今日のチハおかしい」
安藤さんがそう言うという事は多分ガチで部員少なくて必死なんだろう、そういうことであって欲しい
「え?引いてる?というかそんな変?今日の私」
どうやら本人は無自覚らしい
「引いてるっていうか、前の学校でというか人生でこんなに女子にグイグイ来られたことなくて困惑してるというか」
そして俺はこんなダサい話をなぜしなければいけないのか
「私そんなグイグイしてた?」
そしてまたしてもこの人は無自覚で
「まあ、うん、だからさっきからおかしいって言ってる」
安藤さんももうただただ呆れていた


