『私は全然先輩の応援しますけどね』
なんて屈託のない笑顔を見せた須田と別れて帰宅してからも何となく赤嶺さんのことを考える
「そういえばさ、赤嶺さんとこのちーちゃんも常磐なんだってね、あんた小さい時よく遊んでたわよね」
そんな時ふと母さんに言われた
「うん、知ってる、同じクラスだし部活も一緒」
「あらそうなの?どう?美人になってた?」
俺の答えにニヤニヤしながら楽しそうに聞いてくる母さんがちょっとウザイ
「どうだろ?でもすぐ気が付かないくらいには変わってた…気もするし変わってない気もする」
俺が覚えてなかっただけで記憶の中のちーちゃんと赤嶺さんが同じような気もするし
全然違うような気もする
でも明るい笑顔は一緒な気がする
なんて考えて思う
なんで俺はすぐに気が付かなかったんだろう
「まあ女の子だもんね、10年もあれば変わるわよね、というか、あんたの顔が変わって無さすぎるのかね」
そんな俺をフォローするかのように笑う母さんの言葉で
赤嶺さんが逆に俺にすぐ気が付いた理由が何となくわかった気がした
なんて屈託のない笑顔を見せた須田と別れて帰宅してからも何となく赤嶺さんのことを考える
「そういえばさ、赤嶺さんとこのちーちゃんも常磐なんだってね、あんた小さい時よく遊んでたわよね」
そんな時ふと母さんに言われた
「うん、知ってる、同じクラスだし部活も一緒」
「あらそうなの?どう?美人になってた?」
俺の答えにニヤニヤしながら楽しそうに聞いてくる母さんがちょっとウザイ
「どうだろ?でもすぐ気が付かないくらいには変わってた…気もするし変わってない気もする」
俺が覚えてなかっただけで記憶の中のちーちゃんと赤嶺さんが同じような気もするし
全然違うような気もする
でも明るい笑顔は一緒な気がする
なんて考えて思う
なんで俺はすぐに気が付かなかったんだろう
「まあ女の子だもんね、10年もあれば変わるわよね、というか、あんたの顔が変わって無さすぎるのかね」
そんな俺をフォローするかのように笑う母さんの言葉で
赤嶺さんが逆に俺にすぐ気が付いた理由が何となくわかった気がした


