次の日
「赤嶺さんおはよ」
教室に入っていつものようにあいさつを赤嶺さんにしたはずだった
「…ふん」
無視をされた
転校してきて初めて赤嶺さんに無視をされた
しかもなにか集中していて気が付いていないとかではなく
明確に意図的な無視
「なに?チハ機嫌悪いの?」
「白木くん何したのさ?」
近くにいた安藤さんと更科さんに問われるがむしろ俺が聞きたいくらいで
「えっと、赤嶺さん?俺何かしましたか?」
心当たりがまるでない
赤嶺さんからの連絡を無視したとかもないはず
俺のスマホには悲しいことになんの通知もなかったのだから
他に考えられることも正直無い
星ヶ丘テラスの話だってまた少し時間はある
心当たりという心当たりが何一つ無い
「りょ…白木くんなんて知らない」
ただわかるのは赤嶺さんが相当お怒りだということ
「ほんと、チハが機嫌悪いの珍しい」
「本当に本当に心当たりないの?」
2人の様子からしても相当珍しいことなんだろう
「いや、マジで心当たりがないんでもし良ければ赤嶺さん、俺が何かしたなら教えてもらえれば…」
情けなくはあるけれど仕方ない
これで俺が悪いなら俺は素直に謝るし改善出来るならする
そう思って聞いた返事は
「本当に心当たり無いの?…昨日の放課後…」
ほんの少しのヒントで
だけどそれは
「おい白木!お前彼女いたんか!!?」
教室に入ってきた野上の言葉で
「は?」
「え?」
「…あ、そういうこと?」
答えへと変わった
「赤嶺さんおはよ」
教室に入っていつものようにあいさつを赤嶺さんにしたはずだった
「…ふん」
無視をされた
転校してきて初めて赤嶺さんに無視をされた
しかもなにか集中していて気が付いていないとかではなく
明確に意図的な無視
「なに?チハ機嫌悪いの?」
「白木くん何したのさ?」
近くにいた安藤さんと更科さんに問われるがむしろ俺が聞きたいくらいで
「えっと、赤嶺さん?俺何かしましたか?」
心当たりがまるでない
赤嶺さんからの連絡を無視したとかもないはず
俺のスマホには悲しいことになんの通知もなかったのだから
他に考えられることも正直無い
星ヶ丘テラスの話だってまた少し時間はある
心当たりという心当たりが何一つ無い
「りょ…白木くんなんて知らない」
ただわかるのは赤嶺さんが相当お怒りだということ
「ほんと、チハが機嫌悪いの珍しい」
「本当に本当に心当たりないの?」
2人の様子からしても相当珍しいことなんだろう
「いや、マジで心当たりがないんでもし良ければ赤嶺さん、俺が何かしたなら教えてもらえれば…」
情けなくはあるけれど仕方ない
これで俺が悪いなら俺は素直に謝るし改善出来るならする
そう思って聞いた返事は
「本当に心当たり無いの?…昨日の放課後…」
ほんの少しのヒントで
だけどそれは
「おい白木!お前彼女いたんか!!?」
教室に入ってきた野上の言葉で
「は?」
「え?」
「…あ、そういうこと?」
答えへと変わった


