いやでも推しのためだ。レンくんに嫌な思いなんてさせたくない......!
......なんて、私が言うことじゃないけどね。
とりあえず......家に帰ったら、お風呂入ってリラックスして寝よう。
てか、あの笑顔はやばかったな..... 。
ライブで笑ったとしても営業スマイルだし。
私は家に帰ると、すぐにラインを開いた。
アイコン何も設定されてないんだ.......なんか可愛い。
じゃなくて、明日どうしよう.....
と思っていた時、着信音がなった。
レンくん.....!?
メッセージの画面を開くと、「明日9時に学校に来てほしい」とだけ書かれてあった。
うわぁ.....推しとやり取りするとか夢の中の夢だったからまさかできる時が来るとか思ってもいなかった。
まあとりあえず「了解です」って送っておこう..... 。
え、変じゃないよね?文字間違ってないよね??バランス大丈夫だよね???
私はそう思いながら震える手で送信ボタンを押した。
.....って、すぐ既読ついたんだけど!?速くない!?
もう、今日も眠れそうにないな..... 。
****
「うあ"あぁぁぁ!?」
「.....結花!?どうしたのよ!?」
う、う、うそぉぉぉぉ!?
朝起きて時計を見ると、もう8時を過ぎるところだった。
どうしよう、今日は7時に起きようとしてたのに.....
「やばいぃぃぃぃあぁぁぁぁぁ」
「あんたさっきから大丈夫!?ついにおかしくなったのかしら.....」
あ、お母さん.....
「あの.....今日実は友達と9時に約束してまして」
推しを友達って言うなんて罪悪感しかないけど仕方ない.....!
「.....!?あんたいつも準備遅いじゃない!間に合うの!?」
「わ、わからない.....」
「.....」
「.....」
「.....ていうか友達って誰よ」
.....今1番聞かれたくない質問きたんだけど。
「.....」
「まさか彼氏でもできたの!?」
「じ、時間ないから準備してくる!!!」
やばいやばい!!
なんとしてでも誤魔化さないと!!
「ちょっと結花!彼氏できたら正直に言いなさい!」
「.....」
確か着物はここのクローゼットにあるはず..... 。
「あ.....あった!」
「.....やっぱり、何も言わないってことはそうなのね?」
「.....ひぃ!?」
後ろを振り返りとお母さんが棒のように立っていた。
逃げ切れたかと思ったのに.....!
「いや、本当にともだちだからぁぁぁぁ!」
「.....本当に?」
「本当だよぉ.....」
レンくん、軽々しく友達とか言ってごめんなさい..... 。
「.....まあ、言いたくないなら良いわよ」
た、助かった..... 。
て、もう8時30分!?
「うわぁんメイクがぁぁぁぁぁ」
「.....やっぱり彼氏なのかしら」
****
......なんて、私が言うことじゃないけどね。
とりあえず......家に帰ったら、お風呂入ってリラックスして寝よう。
てか、あの笑顔はやばかったな..... 。
ライブで笑ったとしても営業スマイルだし。
私は家に帰ると、すぐにラインを開いた。
アイコン何も設定されてないんだ.......なんか可愛い。
じゃなくて、明日どうしよう.....
と思っていた時、着信音がなった。
レンくん.....!?
メッセージの画面を開くと、「明日9時に学校に来てほしい」とだけ書かれてあった。
うわぁ.....推しとやり取りするとか夢の中の夢だったからまさかできる時が来るとか思ってもいなかった。
まあとりあえず「了解です」って送っておこう..... 。
え、変じゃないよね?文字間違ってないよね??バランス大丈夫だよね???
私はそう思いながら震える手で送信ボタンを押した。
.....って、すぐ既読ついたんだけど!?速くない!?
もう、今日も眠れそうにないな..... 。
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「うあ"あぁぁぁ!?」
「.....結花!?どうしたのよ!?」
う、う、うそぉぉぉぉ!?
朝起きて時計を見ると、もう8時を過ぎるところだった。
どうしよう、今日は7時に起きようとしてたのに.....
「やばいぃぃぃぃあぁぁぁぁぁ」
「あんたさっきから大丈夫!?ついにおかしくなったのかしら.....」
あ、お母さん.....
「あの.....今日実は友達と9時に約束してまして」
推しを友達って言うなんて罪悪感しかないけど仕方ない.....!
「.....!?あんたいつも準備遅いじゃない!間に合うの!?」
「わ、わからない.....」
「.....」
「.....」
「.....ていうか友達って誰よ」
.....今1番聞かれたくない質問きたんだけど。
「.....」
「まさか彼氏でもできたの!?」
「じ、時間ないから準備してくる!!!」
やばいやばい!!
なんとしてでも誤魔化さないと!!
「ちょっと結花!彼氏できたら正直に言いなさい!」
「.....」
確か着物はここのクローゼットにあるはず..... 。
「あ.....あった!」
「.....やっぱり、何も言わないってことはそうなのね?」
「.....ひぃ!?」
後ろを振り返りとお母さんが棒のように立っていた。
逃げ切れたかと思ったのに.....!
「いや、本当にともだちだからぁぁぁぁ!」
「.....本当に?」
「本当だよぉ.....」
レンくん、軽々しく友達とか言ってごめんなさい..... 。
「.....まあ、言いたくないなら良いわよ」
た、助かった..... 。
て、もう8時30分!?
「うわぁんメイクがぁぁぁぁぁ」
「.....やっぱり彼氏なのかしら」
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