エイミー「さてさて二冊目!辻村深月さんの「かがみの孤城」だよ!」

アーサー「おっ!これ聞いたことあるぞ!」

ヴァイオレット「アニメ映画化されていた作品ね!」

エイミー「映画観に行ったよ〜。大好きな小説だからすごくテンション上がった!最高!」

アーサー「話題になったのは知ってたけど、どんなストーリーかは知らない」

エイミー「じゃあ紹介するね!主人公は中学生のこころちゃん。彼女は酷いいじめが原因で不登校なんだ」

ヴァイオレット「いじめ……。辛いわね」

エイミー「ある日、こころちゃんの部屋の鏡が光り始める。鏡の中に吸い込まれたこころちゃんが見たのは、絶海に浮かぶ孤島のお城、狼の面をつけた女の子。そしてこころちゃんと同じ中学生くらいの男女六人」

アーサー「不思議な場所に連れて来られたんだな」

エイミー「戸惑うこころちゃんたちだったが、時間が経つにつれてだんだんと打ち解けていく。そしてある事実を知った。それは、孤城に集められた七人は全員同じ中学に通っていて現在不登校、もしくは同じ中学に通う予定だった子だということ」