エイミー「さて、最後に私が個人的に好きなタイトルの小説を紹介しようかな〜」

ヴァイオレット「ここまでたくさんの小説が紹介されたのね〜」

アーサー「タイトルが好きってどういうこと?」

エイミー「その名の通り、個人的に神タイトルだなって思ったやつを紹介するの!一冊目はこちら!井上真偽さんの「アリアドネの声」!」

ヴァイオレット「アリアドネ……」

アーサー「タイトルからじゃ話が全く見えない」

エイミー「このタイトル、小説を読むと「そういうことか!」って納得できるよ。ていうか、この小説のタイトルはからじゃなきゃダメって思う」

アーサー「ストーリーはどんなやつなの?」

エイミー「それを話す前に一つ確認。ヘレン・ケラーさんって知ってる?」

アーサー「聞いたことある!」

ヴァイオレット「確か、病気が原因で目も耳も不自由で言葉も話すことができなかった女性よね」

アーサー「ヴァイオレットさん、異世界の偉人にも詳しいのか……」

エイミー「もしも、ヘレン・ケラーさんのような人が災害に直面したらどうなると思う?」

アーサー「そんなの、普通に大変だと思うけど」

ヴァイオレット「災害はどの人でも直面したら混乱を起こすわ」