推し本紹介します!

アーサー「未成年だから?」

ヴァイオレット「もしかして、少年法……!」

エイミー「そう。少年たちは警察に逮捕されても大人と同じように裁かれることはない。少年院で数年過ごしてすぐに社会に出てくる。それを長峰さんは恐れたんだ」

アーサー「でも復讐するってどうやって?犯人の居場所なんてわかってるもんなの?」

エイミー「行き場のない怒りと悲しみに暮れる長峰さんの元に、一本の電話が入るんだ。それは「自分は犯人の居場所を知っている」というもの。名も知らぬ協力者のおかげで、長峰さんは犯行グループの一人に復讐ができた。でももう一人復讐しなきゃいけない」

アーサー「重いな……」

ヴァイオレット「少年法があるべきかどうかというテーマなのね」

エイミー「本当に重くて読むのが辛かった。でも、これは全ての子どもを持つ人・子どもを持ちたいと思っている人に読んでほしい。そして想像して。自分の大切な子どもが未成年の犠牲になったらって」