アーサー「これは俺でも説明できるよ!戦場で心を持たない道具として生きてきたヴァイオレット。彼女は育ててくれた瀕死の重傷を負ったギルベルト少佐から「愛してる」と言われる。でもヴァイオレットはその言葉の意味がわからない。ギルベルト少佐が戦場で行方不明となり、ヴァイオレットは兵士ではなく新しい仕事に就くことになった。それは手紙を代筆する自動手記人形。手紙の代筆を通じて、ヴァイオレットは愛してるの意味を知っていく感動ストーリー!」

ヴァイオレット「そんな物語なのね!素敵だわ!」

アーサー「エイミーさん。これで合ってるでしょ?」

エイミー「いや、違うね」

アーサー&ヴァイオレット「えっ!?」

エイミー「確かにアニメではそう描かれてる。だからアニメのストーリーを話すのならそれで正解。でも原作はかなり違うんだよね」

アーサー「えええ……」

ヴァイオレット「どこが違うの?」

エイミー「まず、原作では「ヴァイオレットの成長」をテーマに描かれていないんだ。だから自動手記人形育成学校に通うこともないし、そもそもギルベルト少佐の選んだ道がアニメと原作では違うんだよね」