エイミー「さてさて。最後に紹介するのは和菓子の本!」

アーサー「和菓子?和菓子をテーマにした本ってあるの?」

ヴァイオレット「洋菓子や他の料理はよく小説で見かけるけど、和菓子は見たことがないわ」

エイミー「フッフッフッ。それがあるんだな〜。四冊目はこちら!坂木司さんの「和菓子のアン」で〜す!」

アーサー「本当にあったんだ!」

ヴァイオレット「和菓子というと、季節などを表しているものも多いし難しそうだけど……」

エイミー「全然難しい内容じゃないよ!ジャンルはほのぼのお仕事ミステリーだし!」

アーサー「和菓子にミステリー要素ってあるの?」

ヴァイオレット「ストーリーを教えて!」

エイミー「オッケー!主人公は高校を卒業したばかりのちょっぴり太めの女の子の杏子ちゃん。杏子ちゃんはデパ地下の和菓子屋で働くことになったんだ。個性豊かな店長や同僚と仕事をする中、和菓子屋には時々謎めいたお客さんがやって来るんだ」