桜色ダイアリー

「…うん、ごめんなさい。また迷惑かけてしまって」
「そんな事ないよ。迷惑だなんて思ってないから」

私はチラリと右手を見る

風野くんの右手が………

張り裂けそうなくらい込み上げてくるものがある

「……風野くん、絵は描いてるの……」
「うん。コンクールの絵が終わってからも
夢の為に今は少しずつ自由に絵を描いてるよ」
「私を恨まないの……?」
「春間さんを恨むのは全然ないよ。あの時も言ったけど、俺は春間さんを守りたくて守っただけの話。それにー……」

それに……?

私は風野くんの顔を見つめる