桜色ダイアリー

廊下を走り、ハッと気づく

……日記帳、忘れた

外では部活に専念する声が聞こえる

私は急いで三階へと登ろうと思った……けど、足が二階でふと止まった。

階段の角を曲がり真っ直ぐに行けば美術室……

私のせいで風野くんはー……

いないのは分かっているけれど
どうしても最後に風野くんと過ごした美術室がみたいと思った。

私は、一歩一歩ゆっくりと歩き
美術室と書かれた札に目を向けて深く深呼吸する

そして、美術室の窓からこっそりと覗いた