桜色ダイアリー

あの日の事故から二週間…

何も変わらない日常の中で
風野くんの席がガランと空いている

あの日、私は救急車を呼んで
それから…何をしたか自分でもよく分からない

一命は取り留めたものの
右手が使えなくなってしまったという。

日記帳を捲(めく)りペンを走らせる。

3月×日 天気:晴れ
私のせいで、風野くんの夢を奪った
私のせいで、大好きな絵をー…

ポタポタと涙が溢れる

ごめんなさいー……

風野くん、本当にごめんなさいー……