桜色ダイアリー

「今日は、ごめんね。春間さんにみっともないところ見せちゃったよね」

「う…ううん、気にしてないから…その、むしろ私の方こそごめんなさい。風野くんの事、何も考えずに
夢を諦めちゃダメだとか言ったりして…」

「でも、嬉しかった。
春間さんがそう言うとは思わなかったから…」

「えっ…あの…」

恥ずかしくて風野くんの顔が見れない

「俺も春間さんみたいに見習わなくちゃ」

自転車を押しながら呟く風野くんの満面の笑顔に
そっと見つめる私は、静かに笑みを溢した。